結探vol.2「建物見学」のご報告


 

 

みなさま こんにちは

 

 外に出て、いろいろ探求する「結探」が早くも2回めを迎えました。

 平成25年7月28日(日)に東京都小金井市にある「江戸東京たてもの園」にて、文化的価値の高い歴史的建造物を見学してきました。

 現地保存が不可能な建造物を移築し、復元・保存・展示するとともに、貴重な文化遺産として次代に継承しているところです。

 何年か前からTDAでも、授業の一環として学生たちが見学しているようです。卒業したての若い方たちは一度は行ったことがあるのではないでしょうか?(^^)

 

 

 

 

写真上左:ビジターセンター(旧光華殿)(きゅうこうかでん)

 1940年(昭和15年)11月10日から14日まで宮城(現在の皇居)前で行なわれた紀元二千六百年記念式典の会場として造立された光華殿(こうかでん)が前身となっているそうです。

 

写真上右:前川國男邸(まえかわくにおてい)

 1942年(昭和42年)に竣工した、建築家前川國男の自邸です。戦時中、建築資材が使用制限され、また、延床面積100㎡以上の住宅の建築が法律(「木造建物建築統制規則」1939年)によって禁止されるといった、非常に困難な状況の中で建てられたそうです。

 

写真下左:子宝湯(こだからゆ)

 1929年(昭和4年)10月に足立区千住に建てられ、ジブリアニメのモデルにもなった建物です。中の壁画は、やはり富士山でした!

 

写真下右:武居三省堂(たけいさんしょうどう)

 1927年(昭和2年)に神田須田町に建てられた店舗併用住宅で、「看板建築」といわれる形式の建物です。今は余り見かけなくなった文具店です。戦前の神田須田町界隈は、市電の停留所もあり、学生など多くの人で賑わったそうです。この建物に家族と奉公人合せて15人程度の人が生活していたそうです。

 

 

 

 古い建物は壁が少なく、ほとんど襖や障子で仕切られているため耐力壁が取れず、こういった格子状のものを新たに取付て補強してありました。

 これなら窓など塞がずに済みそうですね。

 

 

 まだまだ沢山の建造物がありますが、半日ではとても廻りきれませんでした。緑豊かな場所にあるせいか、暑いのですが、時折吹く風が心地よかったです。建築に興味ない方でも、一度ご覧になってみる価値はあると思います。園内には休憩所や軽食もとれるところもあるので、昭和初期にタイムスリップし、ゆったりとした時をお過ごし下さい!

 

 

 

 

 3時間ちょっとの見学会の後は、立川まで移動して 中国料理 五十番 さんで交流会です。

 

 

 暑い中、長時間歩いた後だったので、みなさん飲みに食に盛り上がっていただきました。ここのお店は、中国料理も美味しいですが、落語家を招いての落語会やJAZZの演奏会なども企画、開催しているそうです。お近くに行ったときには、ちょっと立ち寄ってみてはいかがでしょうか?

 中国料理 五十番

 http://s.tabelog.com/tokyo/A1329/A132901/13036907/

 

 写真をご覧になってもおわかりになると思いますが、今回は下は小学生から上は・・・の女性の方の参加が多く、たいへん華やかになりました(^^)

 初めて参加してくださった方々もよろこんでいただき、スタッフ一同感謝しています。

 

 また今回、いろいろな繋がりができました。こうして少しずつではありますが、繋がりを広げていけたらと願っています。

 TDAの在校生や卒業生の方たちはもちろん、他の方たちのご参加もぜひお待ちしています!

 

 

 

 

いろいろな方たちのご協力で、無事開催し、終了しましたことに感謝いたします。

ありがとうございました。

 

 

この会が「つなぎ」となり みなさまが益々ご発展なさることを

ゆいらぼスタッフ一同 祈念しています